あちらの掲示板を見て廻ると今回のディバッツの移籍に対しての反応は
悲しみは当然深いものの、意外と淡々としたもののようでした。
ライバルのLALに移ることに関しても割と冷静に受け止めてるなあ。と感心しました。
もちろん彼を外様として考えてきたファンなんて皆無でしょうが
それでもやはり「宿敵LALに移籍する」というよりも「古巣に戻る」という感覚で受け止められているようです。
日本のキングスファンはそのほとんどが(私も含めて)ウェバー、ディバッツ加入後のファンでしょうから「ウェバー、ディバッツ=キングス」って感覚が強いですけど、その前から地元のチームを応援してきたファンはまたちょっと違うのかもしれませんね。
で、その後の動き。オスタータグとサイン。いや~速かったっス。驚いた!
以前チラッと話が出たアルゼンチンのセンターFabricio Obertoとの交渉が不調に終わり、結局彼は所属チームと契約更新。というニュースのすぐ後にディバッツの放出。ってことで「これいったいどうするつもりだ?」とかなり心配したんですが、もう既に手は打ってあったんですね。
例えば同じオスタータグを獲得するのでもディバッツを失った後グダグダ迷走した上で獲るのとは全く印象が違いますから。
チーム、ファンの動揺を最低限に止める、さすがペトリーとしか言い様のない動きでした。
しかしこのオスタータグの獲得。ファンの間では賛否両論のようです。
しかもディバッツに提示したと言われる250万ドルを上回る400万ドルの契約との話もあり(未確認)、議論は白熱してるみたいッスね。
私ですか?私は「う~ん・・賛。」です。
キングス最大の泣き所はインサイドのデイフェンス、リバウンド。
ショットブロックとリバウンドに定評のあるオスタータグの獲得はピタリとその弱点に合致します。
そしてキングスファンなら皆知ってる通り、これはディバッツ残留では解決できるはずのない問題でした。
オフェンスに偏りすぎたチームのバランスを修正する良い補強ではないかと。
UTAでシステマチックなオフェンスに慣れてるのもプラス材料でしょうね。
ただ、これを成功だったと後々言うためにはにはいくつか条件があります。
まずは「眠りっぱなし」と言われる(笑)彼の潜在能力が引き出されるか?
モチベーションは十分だと思うんですよ。言われてる契約内容が正しければ
来シーズン終了後プレーヤーオプションを行使する権利を持ってます。
ここで実績を上げて大きな契約を狙ってるようです。
実際HOUからはキングスよりも良いオファーが来てたようですが
ヤオのバックアップじゃプレータイムを望めない。と蹴ったようです。
そしてソンガイラを引き止めることが出来るか?
こちらは数日中に結論が出るようッスね。どうなるか?
ディバッツを引き止めるための予算とタグ獲得の為にかかった資金の差額は
当然こちらに回されるんでしょうし。
ん~でもやっぱり資金を潤沢に使えてイケイケの時期だったら
ディバッツをキープした上でオスタータグを狙う。って考え方をしただろうなあとも思います。
散々繰り返しになりますがキングスは今そういう状態にないわけで
ディバッツとオスタータグ。バックアップとしてどうか?シビアな判断を下した結果なんでしょうね。
そしてオスタータグを選んだわけですが、ディバッツを失う痛手はもちろん小さくありません。
最大の不安はロッカールーム。そして思い出されるのはポラードの言葉
「キングスはブラデを手放しちゃ駄目だ。例えベンチに座る時間が長くなるようになったとしても。ブラデはあのチームの接着剤なんだ。彼がいるから全てが上手くいく。」
心配はペジャ。刷り込まれたヒヨコのように(笑)ディバッツの後を付いてまわってた彼が
真の意味で一本立ちできるか?って子供じゃないんだから大丈夫だろうとは思いますが。(苦笑)
ただ、そういう面を抜きにしてもペジャが欲しいタイミングで一番気持ちのいいパスを供給していた
ディバッツがいなくなることはやはり不安ですねぇ・・
POでも目立っていましたがビビーとウェバーのコンビプレーに重心が行きすぎると
どうしてもペジャが死んじゃうんですよねぇ(悩)
まあここら辺はコーチ陣の仕事でもあるわけですから何とかいいバランスを見つけて欲しいっス。
立ってるだけでミスマッチを作れるペジャを使わない手はないですから。
そしてウェバー。彼のリーダーシップを真の意味で問われるシーズンになります。
今まで度々見られたチームリーダー、MAX契約者としては無責任な言動、行動、プレーはNGですよ。
ディバッツのフォローがない今後、深刻な危機につながりかねないですから。
ビビーにブラミは・・・大丈夫でしょ(笑)しっかりやってくれると思います。
そしてレイカーズ。シャックが抜けコービーと巨大契約を結んだわけですが
チームリーダーとしては性格に大きな問題を抱えるコービーにとってこれ以上ない人材とディバッツは言えるでしょう。
なんたって彼はリーグ最高のロッカールームの中和剤ですから。
ちょっと毒を吐けばこれでもまだおなじみの内紛が起こるようならコービーは救いようがないとも言えますが。
ただ、フロア上の話に限ればLALは何を期待してディバッツを取ったのかイマイチわかりづらくもありますね・・
新コーチのルディが「コービーの個人技を中心に。」と明言している状態で
果たしてディバッツにどれだけの事ができるのか?
これはペイトン、オドムにも言えることではありますが。
まあLALがどうなろうが一向に構わんのですけど(苦笑)
でもやはりディバッツには生き生きとそのキャリアの最後を過ごして欲しいですしね・・
はじめまして、bergerと申します。
TBさせて頂きました。m(_ _)m
今回のブラデ様の移籍、謹んで御悼み申し上げます。
良き時間を過ごしたチームが年を重ねるごとに少しずつ変化していくのは避けられないサダメとでも言うべきものですが、見守り応援し続けた人間からするとどうしても寂しくなるものですよね・・・。
INDファンな自分ですが、Rミラーとの別れも遠からず待っているわけで、既に今からセンチメンタルな気分になってしまいまする。(ノ_・、)グスン
投稿情報: berger | 2004年7 月24日 (土) 03:16
どうもどうも!いらっしゃいませー!そしてはじめまして。
つーか、勝手にリンクしててすいませんです。
もし不都合があればご一報ください!
ここのところキングスは他のチームに比べて主力選手の出入りが少なかったですから
こういう事態になると逆にショックが大きんですよね・・
家庭的な雰囲気のチームですし・・。
特に今回はチームの父親的な存在のディバッツですから喪失感はかなり強いです。
でもまあ、bergerさんがそちらのブログでおっしゃってたように
幸せな時期があったからこその悲しみでもあるわけですからね。
とんちんかんなGMにチームをグチャグチャにされて毎オフ選手が入れ替わり
選手に情がわく暇もないわい!ってファンだったら叫びたくなるようなチームも残念ながらたくさんあるわけですし。
まさしく「喜びと悲しみは等価交換」って奴だと俺も思います。
ミラーに関しては思いっきりセンチになってそのときが訪れたら目一杯悲しめばいいと思いますよ。
自分が好きなチームにそういう選手がいて、その最後に立ち会えるってのは最高に幸せなことだと思いますから。
話は変わりますがjugem。大変でしたねえ
何とか復旧したようで。祝再開!
実は私も一時期jugemへの引越しも検討してたんで
引っ越さなくてよかった・・と正直胸を撫で下ろしてます(苦笑)
投稿情報: mugi | 2004年7 月25日 (日) 03:23
つーか、勝手にリンクしててすいませんです。
まーったく無問題であります。
っていうか私、TBするところ間違えたっぽいっすね。
どっからどう見ても「 俺たちがあんたの事を嫌いになんかなれるわけがない 」のところにTBすべきじゃないですかw
我ながらヘッポコぶりを発揮しまくってますわ(赤面
投稿情報: berger | 2004年7 月26日 (月) 01:54