今日はキャンプスタート前日!ってことでメディアデーですね。
ざっと選手達の写真を見たかぎりにおいては、特別コンディションに問題(ブヨブヨの体だったりとかね)ありそうな様子もなく良い状態でキャンプインできそうでなによりです。
ただ、スキナーがちょっと細いかなあ・・・?? とも思ったりもするんですが、どうなんだろ?
http://www.nba.com/media/kings/media_day_0506_8.jpg
むぅ・・・気のせいか?アングルの問題でしょうかね?
現時点のキングスではそのコンデションが心配される唯一の選手(両足の足底筋膜炎で治療中。との報道が夏ごろアリ)ですから、ちょっと私が過剰に意識しすぎてるのかもしれませんが・・・。
ってことで前回の続きを。
前項では新しいキングスのロスターを見て感じるネガティヴなポイントをやや執拗に挙げてみた訳ですが、だからって絶望してるか?期待なんてできないか?というとそれは全く違うだろうとは思います。
これを言っちゃ身も蓋もないですがディフェンスそしてサイズ、アスレチズム不足(=リバウンド、ショットブロック)の問題はもともとあったわけですからねぇ・・ファンとしては慣れっこになってる部分はあります。それで?ナンボのもんじゃい!って感じ?(苦笑)
まあ。もちろん改良できる部分はしてって欲しいですけどね(当たり前)
だからといってブラミがビッグベンみたいに跳べるか?動けるか?っつーと、そりゃ当然無理ですから。
スキナーやケニーがこれから牛乳何十リットル飲んだって身長がグングン伸びる事はありませんし。いや、もし伸びるんだったら無理矢理流し込んででも飲ませて欲しいッスけど(笑)
ブラミのシュート、パス能力、ケニーのクイックネス、スキナーの身体能力やハッスルなどなど
それぞれにそれに代わる素晴らしい武器、能力を持っているわけですから、それを生かして発揮できるチームを作り上げてくれれば文句はないです。
それを期待しても良いコーチ陣がキングスにはいるわけですし。
ロッカーの問題にしても確かにリーダーシップ不足、おとなしさは気にかかりますが、逆に考えればそんなに揉めはせんだろうと。
そんななか、唯一火薬庫になりそうなのがボンジであることは衆目の一致するところでしょう。
ところがこのボンジもキングス入団会見ではかなり殊勝、優等生な態度、発言で問題児のイメージを持っていた報道陣を戸惑わせていました。
まあ、入団会見でいきなり悪態つきまくりなんてのもなかなか無いだろうとは思うんですけども(苦笑)
ただこのボンジの変身には理由があるそうです。
というのは、トレードが決まると速攻でアデルマンからボンジ家に直接熱烈な電話攻勢があり、その中でアデルマンはウェバーやその他諸々の具体例を出しながら「君もキングスで変わる事ができる!」と力説したり、ボンジの能力をどれだけ自分が買ってるか?どれだけキングスがボンジを必要としているか?などなど熱弁を奮ったらしいです。
今までHCと幸せな関係を結べたことが殆ど無かったというボンジはすっかりこれに感激してし参ってしまったようで、「彼(アデルマン)の為に頑張る。彼の為だったら何でもやる」と忠誠を誓っています。
NBAのHCの仕事では「選手、特にスターと言われるひとたちのエゴといかに上手く付き合うか?」というのが大きな要素を占めるとよく言われます。
アデルマンはこの部分についてはかなり優れてるんでしょうねぇ。そのことを実感する話ではあります。
逆に考えるとそれがスターター偏重、ベンチ軽視というアデルマンの欠点に繋がってると言えなくもない気もしますけども。
それとオフェンスについては昨シーズンはトレードその他で満足にチームが機能してませんでしたからね。
ビビーとペジャの関係についてもあくまでチーム全体の中でどうか?というのが重要でしょうから。
これからのキャンプ、プレ、シーズン序盤の中で良い答えが見つけられるでしょう。
なんたってここはカリル氏の受け持ちですから。大丈夫じゃないかと。・・・多分(苦笑)
今シーズンのキングスのまず第一の目標は「これ以上落ちない事。」だと個人的には思ってます。
具体的に言うと五年連続のシーズン50勝以上の達成。そしてもちろんPO出場権確保。これは絶対に成し遂げてもらいたいところです。
今私が一番怖いのは誰かが責任を取らなければいけなくなる事態になること。そしてその後当然キングスを襲うであろうダッチロール。
50勝以上、PO出場が成らずそのままズルズルと下がっていくのならば、いっそのこと思いっきり2年ほど負けまくってグレッグ・オデンを狙ったほうが良いぐらいですよ。ホントに。
あくまで現在のキングスはまだ数年かけての再編の途上にあるチームだと私は考えています。
まだ上を見るのは早いんじゃないかと。
そしてその再編を上手く成し遂げ、また優勝を狙えるチームに戻る為には今シーズンはまず落ちない事。ペトリーが責任を取るような事態にならない事。コレ大事!
このオフの動きというものはこの第一の目標を達成する為には十分なものでした。
それこそが私がこのオフの動きに満足してる理由です。
前項で挙げたネガティヴポイントはあくまでディビジョントップ、そしてSAと戦う為に足らない部分だと思いますから。
まあ、もちろんこれから長いシーズンでなにが起こるか?なんて誰にもわからんですからね、上が全部総崩れで「お願い(はーと)優勝して?」なんて夢のようなシチュエーションもないわけではないことも無いような気もしないわけではありませんから(笑)。
まずはキングスの健康と勝利を願って日本から念を送り続けるだけです。
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