SAC116-104SEA
game2の項で「もうこうなったらアルコの魔法に期待する」と書いたわけですが、いや~・・凄かったッスね。この日のアルコは。桁違いの騒がしさでした。もう、さすがというかなんというか(苦笑)
もちろんSEAのほうも予想&覚悟はしてたでしょうけど、それを上回る凄まじさだったんではないかと思います。
PO経験の少ないSEAの選手たちにどれくらい影響を及ぼしたのか?正確なところはわかるはずも無いですけれども、平静さを欠き苛立ちをあらわにプレーする(フォートソンを筆頭に(笑))SEAの選手たちを見るとやはりその影響は決してゼロではなかったのではないかとも思います。
まあ、一番影響を受けたのは審判じゃなかったかとは思うのですけれども。
どちらとも取れる場面ではことごとくキングス側に傾いてた印象はありますね。
とりあえずアルコのファンはグッジョブ!!!次もこの調子でヨロシク!!
試合のほうは常時キングスがペースを握る形で最後まで。
このシリーズで初めて良い形でチームが機能した試合となりました。
MVPを一人挙げるならこれはもうビビーで決まりでしょう。凄かったです。
やはり現在のキングスは良くも悪くもビビー次第ですね。
これはウェバーを失ってその後の故障者ラッシュでチームを仕上げられなかったぶん仕方のないことなんでしょう・・。
彼には踏ん張ってもらうしか無さそうです。
ただ、明るい兆しも。
嬉しかったのはブラミが機能してた事。
彼がハイポストでボールを持つことでジェームス、フォートソンが外へ引っ張り出され手薄になったゴール下へ外の選手たちが飛び込みレイアップを狙う。という本来キングスがやりたいオフェンスの形が1,2戦に比べてかなり増えてました。
ビビーとのピック&ロールはSEAを混乱に陥れてましたし(3連続でジャンパーを決めた場面は圧巻!!)、彼のスクリーンが効いてた場面も多々ありました。
そしてブラミが機能することで輝いたのがケニー!
彼の持ち味であるペネトレイト力が大きく発揮された試合でした。
ここまでちょっと消極的なプレーが目立ってたケニーですが、これをきっかけにして欲しいですね。
そのオフェンス能力、リバウンド力。特に彼のスピードはSEAインサイド陣に対して絶対的なアドバンテージとなれるはずですから。
もうひとつ。ボビーが元気なのも良い感じですね。
game1は最悪の出来で「やはりキツイか・・・」と思わされましたが、game2、そしてこの試合とそのブランクを考えれば驚異的ともいえるプレーをしてると思います。
ボビーがいなっかたらビビーがどうなってたか・・・と考えるとゾッとすると同時に本当に良く戻ってきてくれたと感謝です。
って事でシリーズは1-2に。
ただ大事なのは次。ここを絶対に取らないと。
先ほどはポジティヴなポイントをならべてみましたが、ブラミ、ビビーが抜けると途端にコントロールを失い不安定になるオフェンス、相変わらずジェームスにやられ放題なディフェンスと不安要素は変わらずあります。
鍵を握る(というか握って欲しい)のはペジャ。
ルイスへのディフェンスという思いがけない形でチームに大きく貢献してくれている彼ですが、もちろんそれだけじゃ物足りナーイ!!!ここらで頑張ってもらわんとオフの彼の立場は微妙に・・・って将来の話はシーズン終わってからって話でしたね(苦笑)
とにかくペジャには爆発して欲しいっス。タノムヨー!
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