SAC119-128SA
第4Q残り6秒3点リード。
3Pライン外側のバリーにどフリーでボールが渡ったのを見たとき私は目の前が暗くなりましたよ。
そしてバリーの放ったシュートはリムに当たり垂直に上へ跳ね上がりました。
そのとき私が瞬間的に思い出したのは2002POのUTAとのシリーズ第一戦でストックトンが最後に放った3P。
あの時はパジェットが何を考えたかチップインを試みてボールに触れてしまいボールテンディングを取られシュートは認められずキングスは命拾いをしました。
ストックトンがしゃがみこんで頭を抱えたシーンを今でも覚えています。
まあ、王者SAにはそんなウッカリさんはいなかったわけですが(苦笑)
いや~・・・・あのね、バリーをマークしてたビビーへのダンカンのスクリーン。あれはムービングピックちゃうんかい!!
とかなんとか言いたくなる気持ちもありますが、言ってもしゃーないですね。
ホームチームの最終プレーですから。笛も甘くなるだろうと。
POを有利に進めるためにレギュラーシーズンをSAは勝って来たんですし。
そこに至るまでの審判のジャッジは至って公正なものでした。
いや、アドバンテージの有無を考えるとキングス寄りと言ってもいいものだったかもしれないッスね
ゲームを通じてSAベンチベテラン陣の3Pにやられ続けてたわけですから、そこで最後にやられたのも必然なのかもしれません。
我々キングスファンはPOで痛い目にあうのにある意味慣れっこですから(苦笑)、大抵の負けにはびくともしないんですが、今回は私は消化するのにひと苦労な敗戦でしたねぇ・・・。
未だに整理しきれない物が胸に渦巻いてますよ。
この試合キングスは非常に良いプレーをしてました。
ロード、前戦の惨敗、アーテスト不在・・・条件の悪さを考えたら大健闘と言ってもいいでしょう。
ラヒム、ボンジそしてマーティンはこれ以上ない素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。涙が出るほど嬉しかったですよホントに。
前戦の課題だった対パーカーについてもマーティン、ハートの頑張りで好きにはさせませんでしたし、オフェンスについても速攻を効果的に使いときにはラヒム、ボンジのローポ勝負、マーティンのペネトレイトを織り交ぜSAディフェンスを混乱させる事に成功してました。
贔屓目かもしんないッスけど、キングスのほうがいいバスケをしてたと思うんですよ私は。
なのに・・なのに・・・あぁ・・・・。ダメだ、悔しすぎる(苦笑)
キーッ!!(突然錯乱)
いつまでもうだうだ言っててもしょうがないですから次に期待ですよ次!
期待するのはブラミとビビー!特にブラミ!タノムヨー!
SAはブラミのミドルレンジからのシュートを特に警戒してるようで、なかなか好きにさせて貰えませんね。
ここらへんはSAはやっぱ流石だなあと思います。
ここが決まりだすと警戒したディフェンスがブラミに一歩早く寄る→がら空きのバスケット下へケニーやボンジやマーティンが飛び込む→ブラミの針の穴を通すような変態パス・・・と、一気にキングスのオフェンスはグルーヴし始めますからね。
ここまで2戦を終えて、現地ファン掲示板ではブラミトレード論が論じられてたりしてます。
悲しい事ですが私にはこれを一概にヒステリックな反応だと斬って捨てる事は出来ません。
それだけの内容の悪さだと思いますし、特にディフェンス面で彼がいる事の悪影響が目立つのも事実ですから。
でもねぇ、私はブラミのプレーが好きなんスよ。彼がいないキングスなんて魅力半減以下だと思うのです。
そして現実面を考えても例えばブラミを放出して彼以上のCを獲得できるか?つったらねぇ。
それでなくてもCは人材枯渇が叫ばれて久しいポジションなわけですし。
とにかくブラミがいきなりマッハのスピードでヘルプに行ったり、物凄いブロックを連発してゴール下を支配したりってのは望めないわけですから(当たり前)、それだったらそのぶんオフェンスで存在感を出してくれ!と。
そしてこれはビビーにも全く同じ事が当てはまりますね。
彼ら2人がいるマイナス面ばかりが目立っているここまでですが、だからこそ・・だからこそ、次に期待したいのです。
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