昨オフにarcomanさん(お元気ですか~?)とコメント欄で話してたときに、「キングスらしさとは?」って話題になりました。
そのとき私は「それはペトリーとアデルマンとカリル爺なのではないか?」という意見を書きました。
アデルマンが指揮し、カリル爺が指導する。そしてそれに沿ったチーム作りをペトリーが進めていけば、自ずとそれは「キングスらしい」チームになるのではないか?と。
あのね、自分でも驚くほど今回の件では動揺してますし狼狽してますし落胆してます。
前項で書いたことの繰り返しになりますが、ここ数年の選手の移動で私はこれほどのショックを受けたことがなかっただけにどうしたものかちょっと戸惑ってます。
以下はもしかしたらかなり冷静さを欠いた内容になるかもしれませんがご了承ください
ディフェンス面の問題を解消するための今回の人事だとマルーフは言ってますが、アーテスト加入後ディフェンスは明らかに良化してたはず。
アデルマンもラリーブラウンとニックスの例を出して言ってましたが、果たしてこれはコーチだけの問題なのか?
02~03シーズンのキングスはいわば特殊なチームですから例に挙げるのは適当ではないのかもしれませんが、あのシーズンのキングスはイメージとは違いディフェンスでもトップクラスのチームでした(被FG%がリーグで2位だったハズ)。もちろんこれもアデルマンが指導したチームです。
ちょっと思い切って嫌なことを言わせてもらうと「ディフェンシヴなチームへの方針転換」という言葉がブラミorビビーのトレード発表記者会見もしくはシーズン前半アーテスト加入前でのアデルマン解雇発表会見で出た言葉ならば私は納得できるんですよ。
「あぁ、仕方ないな・・・」と。「残念だけど前向いて行こう」と。
でもね、これを現時点でアデルマン&コーチ陣を(事実上)更迭する理由にするのはどうにも釈然としないのです。
もっと言えば、「はじめにアデルマン解任ありき」だったのではないか?という疑念がどうしても私は払拭できません。
随分前、もしかしたら05~06シーズンが始まる前の時点でもうこの事はほぼ決まってたのではないか?アーテスト加入後の上昇、そしてPOでの奮闘、アーテストの発言。これらを考慮することなくあらかじめ決められてた事を決めたような気がしてならんのですよ。
マルーフはこの見方を否定しています。
曰く、「(SAとのシリーズのgame1、2)を観て変わる時だと感じた。」、「我々は衝動的な人間だから迅速に決定した。」
いやいやいや(苦笑)、もしそれが事実だとして(あんまり信じてないけど)そんな事衝動的に決められてもそれはそれでまた問題だろ!
ってなんかこれじゃタチの悪いクレーマーが絡んでるみたいでちょっとアレなんですが(苦笑)
ただ、良い面悪い面あるにせよマルーフというオーナーのキングスに対しての(「サクラメント」キングスじゃなくてね)情熱、熱意というものは信頼を私はしてます。
だから上で私が言ったようなアデルマンまずどうにかしときたかった的なものではないとなんとか思いたいのです。
あくまで前に進むための決断だと。再び上を目指して立ち上がるための決断だと。
それを確かめるにはこれからの後任人事、オフをどう動くか?
ここが大事ッスね。
ここでハンパな人選、動きしか出来ないようじゃあ、はっきり言って愚か者扱いされても文句は言えないでしょうね。
ん~・・・やっぱ頭グチャグチャのまま書いてるんで、上手く言えないッス(苦笑)
とりあえず言いたいのはこれ以上素人が口出すのはヤメテー!って事ですかね。
ペトリーに後は任せてお気楽兄弟に戻ってくれと(笑)
すでに賽は振られたわけですから、これ以上どうこう言っても仕方ないですからね、これからのキングスの動きに期待しながら見守るしかないですよファンとしては。
mugiさんこんにちは。
ここでマルーフのコメントが出てるのを知って幾つかウェブサイトを見てみたのですが、言っていることに説得力が全然ないですよね。アーテストが来てディフェンスは随分良くなったんじゃないのとか、スパーズとのプレーオフ第1戦の惨敗が気に食わんというなら同じシリーズ第4戦で惨敗したポポビッチはどうなのとか、ついつい突っ込んでしまいます。「Whatever reasons they can give me, I can give them 10 better that theyre wrong」というアデルマンの言葉、まさにその通りです。
正直言ってキングスファンでアデルマンに不満を覚えたことのない人はいないと思いますが、それでもなおこの一件が後味が悪くてしょうがないのは、結局オーナーの個人的な感情にのみ基づいた人事であるとしか僕には思えないからなんですね。こういう前向きな要素が何も感じられない動きを見せられて、自分でも驚くほどがっくりきています。「来年からはラリー・ブラウンにコーチをお願いする」ぐらいのサプライズでも用意されていたのならマルーフの言葉も説得力があったんですが。
ともあれ今となっては全ては後任次第ですね。
投稿情報: Fritz | 2006年5 月12日 (金) 16:46
Fritzさん、どうもー!いらっしゃいませー!
「Fritzさんってもしかして俺?」ってぐらい私もアデルマンに不満を覚えた過去を持ちながらこの一件が後味が悪くてしょうがないです(苦笑)
なんかねぇ・・ビジョンが見えないんスよ今回の動きには。
行き当たりばったりというか。
どうにも嫌な感じです。
今回の件で私が一番不安に思うのはマルーフがちょっと暴走しはじめてる気がするんですよね。
確かにマルーフサイドがが主導的役割を演じたと思われるアーテスト獲得は見事にビンゴ!でした。
でもねぇ・・ビギナーズラックはそう何度も続かんですよ。
投稿情報: mugi | 2006年5 月12日 (金) 22:57
上で書いたラリー・ブラウンの話、なんと!ニックスがバイアウトしようとしているという報道がでてきました (http://www.nydailynews.com/sports/basketball/knicks/story/417612p-352779c.html ) 。ESPNでは早速サクラメントの次のヘッドコーチになるんじゃないかとのコメントつきでTV放送中に紹介してました。もし本当なら当代随一の実績を誇るデフェンシブマインドのヘッドコーチとして、ESPNのコメント通り大本命になるように思いますがどうなるんでしょう。
そんなに知っている訳ではありませんが、ブラウンは選手の好き嫌いが激しく選手との軋轢の多い人だという印象があるんで、本当に大丈夫なのと個人的には思ったりします。チームがうまくいかない時にマスコミを通じてプレーヤーを名指しで批判するのは、どんなにプレーヤーに問題があろうともヘッドコーチとしてほめられたものじゃないですよね。新人を使わないので名高いのも困り者です。それじゃアデルマンからちっとも良くなってない!!!。アーテストとブラウンがデトロイトでの一件での双方の当事者だというのも気になります。
もし本当に来るとしたら、NYでの言動等から推測するにディフェンスの良いポイントガードとショットブロッカーの獲得を求めるような気がします。が、そういったプレーヤーがロスターにいればアデルマンがコーチしたってディフェンスはもっと良くなるんじゃないのという気もしますが・・・。なんか書いていて妙に否定的になるのは何故なんでしょう、自分でもよくわかりません。まあ、NYクオリティーの噂の出始めの段階であんまりあーだこーだいってもしょうがないんでここでひとまず止めます。
投稿情報: Fritz | 2006年5 月15日 (月) 06:51
もし万が一ブラウンがフリーになったら間違いなくマルーフは手を上げるでしょうね。
今回マルーフがとった手法、行動に対するメディア、ファンの反応は恐らく彼らが思った以上にネガティヴなものだったでしょうから、ここでまさかのブラウン獲得!となれば少なくともメンツ的には一気に逆転できますしね。
なんか書いていて妙に否定的になるのは何故なんでしょう、自分でもよくわかりません。
あぁ、よくわかりますよ(笑)
私もなんだかそんな感じです。
これはまだアデルマンの件を上手く消化しきれてないことと、今までのキングスとは全く正反対の思想を持ったブラウンへの抵抗感というか違和感みたいなものかな?とは思ったりもしてます。
いや、素晴らしいコーチだとは思うんですけどね。
もし獲得できるような事があればやはりそれは考えられないほどのラッキーだとは思いますが・・・。
もうひとつ妄想ついでに思う事は逆にアデルマンがニックスでどういう仕事をするか見てみたい気もしますけどねぇ・・。
彼がマーブリーをどう扱うかちょっと興味あったりもします。
投稿情報: mugi | 2006年5 月16日 (火) 07:31