ここのところの停滞っぷりからも大難航が容易に想像できていたボンジとの交渉ですが、ついにリミットを過ぎてしまいました。
サーモンズを5年2550万。ほぼフルミドルですかね。現時点でタックスラインギリギリ。
ボンジの代理人はサインの可能性をまだ諦めてない旨の発言をしていますが、事実上残留、サイン&トレードともに消滅したと言ってもいいのではないかと。
キングスの話をする前にボンジ。どうすつもりなんだろう・・・。
このままだとFA浪人→自然消滅のスプリーパターンに陥ってしまう可能性も大ですが。
もしくはリングを狙えるチームにミドルで言葉は悪いですが拾ってもらえるのを待つ?
このどちらかになる可能性が高いッスねぇ・・・。う~ん・・・・残念です。
ただ、以前にも書いたように私は交渉が縺れに縺れる中でボンジを無償で失ってしまう可能性があったこと自体についてはそれほどネガティヴには考えてませんでした。
ここでボンジを諦めるかわりにサラリーの改善を一層進めて将来のFA獲得もしくはアーテストの残留に備えるのも十分アリだろうと。
年齢的な問題とそれに伴う故障の増加。ボンジについてはこれも不安でしたしねぇ・・。
ですから、今回の動きが表面化する寸前に現地ファンのあいだで「やはりボンジはスルー。まもなく誰か(この時点ではサーモンズとはわからず)とのサインが発表される!」という情報が駆け巡ったときも私は意外と平静でしたね。
これでもしマーティンがいなかったら、「おいおいおい・・SGのスターターどうすんのよ?」って青ざめてたろうとは思うのですけどもね。
で、実際蓋を開けてみてサーモンズとの契約そしてその詳細が明らかになったわけですが。
いや~・・・驚きましたね正直。
勝手な思い込みですが、てっきりビッグマンだと思ってたのですよ。ミドルを使うのなら。
まさかミドル枠をサーモンズにぶっこむとは。う~ん・・・・・・。
ペトリーの真意を測りかねてるっつーのが正直なところですね。
シュート力にやや不安はあるものの、その代わりペネトレイトは非凡。
高いバスケIQを評価されていてサイズのわりにボールハンドリングは秀逸で広いコートビジョンを持つ。
そしてディフェンス能力もなかなかのもの。
サーモンズの評価点はこういう部分でしょうか。
有用性の高い魅力的な素質を持ったオールラウンダーって感じ?
良い選手だと思います。思いますが、それにしてもほぼフルミドルは・・・・。
ボンジを失う事によってキングスに不足するのはリバウンド、ローポストの起点。
これらをほぼタックスラインまで埋まった現状でどう埋めるのか??
ここがどうにも理解に苦しむんですよねぇ・・・。
そしてもうひとつどうにも解せない事が。
サーモンズの予想される役割はSF、SG、PGのバックアップ。
でもこれってガルシアとモロ被りなんじゃ???
・・・・・こう考えていくともうひと動きあるのかな?って気もするんですが、どうなんだろ?
これで完結だと片手落ちな印象は拭えないですけどねぇ。
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