いや~・・終わっちゃいましたよ冬休み。
もうね、ダメ人間でも何でもいいからこのまま一生冬休みを続けてたいぜええ!!!
ってわけにもいかないッスからねぇ・・大人って大変。
で、まあこの間のキングスの話はまた別項でするとして映画の話を。
昨年はかなり見逃してた映画も多かったんでこの冬休みを利用してまとめて観まくりましたよ。
その中でも当たりが2本。
まずはコレ!
アポカリプト(米) 監督 メル・ギブソン 主演 ルディ・ヤングブラッド
歴史観、人種観、宗教観的に突っ込みどころありまくりな内容で、実際そこの部分を批判される事の多い映画なわけですが、誤解を恐れずに言わせてもらえればそんなもんはたいした問題じゃないだろうと思いますねぇこの映画に関しては。ですけども。
「燃えよドラゴン」にカンフーや中国文化を誤解させる!ってクレームつける人間はいないですし、そんな事は不粋な事だって皆解っているじゃないですか。
本質は極めて優れたアクション映画ですからね。男の子でこれに燃えない子は少ないんじゃないかと。
こんなもん中学生ぐらいに観てたら即髪の毛伸ばして上半身裸で山に入ってアポカリプトごっこですよ(笑)
あ、ただバイオレンス、残酷描写がかなり強烈なんでそこが苦手な方はご注意を!
で、もう一本が
善き人のためのソナタ (独) 監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク 主演 ウルリッヒ・ミューエ
これはもう、誰が見てもイイ映画!アポカリプトのように注釈を付ける必要はナシ!(苦笑)
特に主演のウルリッヒ・ミューエがすんばらしいんですけども、つい先日残念な事に亡くなってしまい、これが遺作となってしまいました・・・ご冥福をお祈りいたします。
東ドイツ社会主義体制下の芸術家達とそれを監視する情報部の男の話なんですけども、この主演のウルリッヒ・ミューエ自体が10年以上政府の監視体制下に置かれ、妻に密告され続けた経験もあるそうで、その経験が色濃く投影されてるのは間違いないでしょうね。
こうやって見ると、昨年は上の二作品+グラインドハウスの二本にパンズ・ラビリンス、世界最速のインディアン、それでも僕はやってない、松ヶ根乱射事件、レミーの美味しいレストラン、シッコにボラットetc・・と、結構豊作だったなあ・・と思いますね。
・・・って、豊作つっても俺的には肝心なヤツが公開されてないんだけどな!!
馬鹿&ゾンビ映画の大傑作であるショーンオブザデッドのあのボンクラどもが再集結ですよ!なぜ観せない?なぜ俺に見せてくれないいいい!!!!
・・・・この手の話は鬱になってくるんで適当なところで切り上げですよ(クソッタレどもめ)
来年はコーエン兄弟とPTAことポール・トーマス・アンダーソンの新作が観れますから。もしかするとショーン・ペンの新作も?
うはは!幸せな気分になってきた!!(超単純)
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