「桜を愛でる」はキングスファンブログです。(当たり前)
ここで真正面から何か政治的な主張をしたりメッセージを発信しようなんて事はやりたくないのですよホントに。
第一、そんなたいした考えを持ってるわけでもなにか信条があるわけでもなんでもないですし。
でもまあ、何か他の話題に絡めながらチョロチョロっとぐらいならいいかな?とも思うんですけどね。
明るく!楽しく!ヘラヘラと!でもたまにグチグチと!(苦笑)キングスの事を考え、話していく。それが私のこのブログのテーマですから。それ以外の事はなるだけね・・・。
ということで、前項を書いてる時点でチベットでの蜂起、闘争(騒乱でも暴動でも断じてねえぞ)が起こっていましたが、あえて触れずにいました。読み返してみると微妙に不機嫌ですけど(苦笑)
そして今後もスルーするつもりだったんですよ。
ところがねぇ・・・。
いやもう苦しくて苦しくて。
この事について書かないと、これを吐き出さないと怒りやら悲しみやら悔しさやらなにやらが体内でグルグル回っちゃってどうにかなっちゃいそうなんスよ。
もちろんキングスのことについて書く気分にもこれっぽっちもなりゃしませんしね。
ということで申し訳ないんですけどチベットの話を。
ちょっと読んでもらいたい漫画があるんですよ。
タイトルは「慈悲と修羅」。
作者は業田良家。業田さんといえば超傑作四コマ漫画「自虐の詩」の著者でもあります。
「自虐の詩。」はこないだ阿部寛&中谷美紀主演で映画化されてましたね。
と、なんでこんな前フリをわざわざするかというとですね、これから紹介するものがトンデモ漫画家の描いたトンデモ漫画では無い。ということを判って欲しかったんです。ちょっとにわかには信じられない内容ですから。
※注意!
「読んで欲しい」と言っててなんなんですが、非常にショッキングな精神的にダメージの残る内容です。
ですから、無理に。とは言いません。チベットでなにが起こっているのか知ってほしい。という強い願いはありますが、無理にはお勧めしません。ご注意ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
これはあくまで「フィクション」という体裁はとってますが、亡命者の証言等を基にしている内容です。
チベットにおける人権問題についてはこちらにも。ちょっと精神的に平静を保てる内容ではありませんが。
もうね・・・なんと言えば良いのか・・・。
そして起こってしまった今回の流血の事態。
中国政府の発表では死者は16人。そして中国側は武器は使用していないと。
16人???殺傷武器を使用していない???
チベットへの海外メディアの入国を禁止しているような政府の言う事の何を信用しろというのか。
宗教弾圧、民族浄化を正当化している政府の発表をどう信じろというのか。
そして理解しがたいのはそれをそのまま報道する日本の大手メディアの姿勢。
さすがに事の重大性と海外メディアの扱いの大きさから事実が明らかになってくるにつれて、方向を変えてきてはいるみたいですけどもね。
それでも中国政府のやり口の悪辣さ、態度の不誠実さ、今後に与える影響の大きさを考えれば、極めて手ぬるいと言わざるを得んでしょうこんなもん!!!
それでもまだ魂の死んでない人たちも。
TBSラジオ「コラムの花道」 -勝谷誠彦 - 今、もっとも語らなければならない話題「中国のチベット弾圧」について。
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※最初の一分はCMが入ってますので飛ばしてください。
・・・・・タイムアップです。続きはのちほど。
では続きを。
私は石原都知事を支持した事は今まで一度もないです。もっと言えば全く尊敬できない人物だと思ってます。そしてもっと本音を言えばあんなヤツはク〇野郎だと!(苦笑)
そんな彼が推進する2016東京オリンピックについてもあんだけ冷酷に福祉を切り捨てておいてオリンピックだあ??ケッ!ということで絶対反対のスタンスです。
でもね、北京オリンピックの代替開催をするっつーのなら話は別ですよ。熱烈に支持しますし、なんだったらボランティアでの協力も惜しまない所存ですよ。
・・・って、もちろんそんな事は現実的ではないんですけどね。万が一なんかあったときの代替開催地はパリで既に決まってるという話ですし。
でもね、もし牽制でもいいから石原都知事からそういうことを匂わす発言が出れば中国政府は激怒するでしょうけども、これ以上無いプレッシャーにもなるだろうと思うのです。そんな発言はあるわきゃないですけど。
プレッシャー。中国政府のチベットへの蹂躙、暴虐行為のスピードに出来るだけブレーキをかけるために、1人でも多くのチベットの人々の命を守る為に中国政府にどうプレッシャーをかけて行けばいいのか?
その観点からも議論されてるのがボイコットという行動。
「スポーツと政治を混同するのは・・」という意見もありますし、私も出来ればそう思いたいです。
しかし、その意見は人権問題とオリンピックを絡めて追及されたとき中国政府のスポークスマンが決まって口にする言葉でもあります。
要するにそうされるのが一番中国政府にとって困る事だし今のチベットの事態、そして今後予想されるウィグルへの今回のチベットを上回るであろう苛烈な締め付けへの最も有効な牽制の手段となりうる可能性があるのも一方で真実だろうと私は思うのです。
とはいえ、大部分の(失礼を承知であえて言えば)マイナースポーツの選手達にとってオリンピックは一生に一度あるかないかの晴れの舞台でありチャンス。それを捨てろ。なんて事はやっぱり言えないですし、心に何かを抱えながらも参加してベストを尽くす事を責めるなんて事はできないだろうと思うのです。
国単位でのボイコットなんてものはもっと論外でしょう。
オリンピックを前に世界中が注視してる中、一応本人たちは隠してるつもりかもしれませんがモロバレの状態であれだけの弾圧をする政府なんですから。孤立化させたらもっと悲惨な事になるのは火を見るよりも明らかです。
あくまでソフトランディングを目指さなければいけないと私は思うのです。
そこで私が密かに期待してるのは富も名声も既に手に入れていれ、オリンピックは言い方は悪いですがキャリアの余禄に過ぎないであろう大物プロ選手たちの行動。
そしてそういう立場でオリンピックに参加する選手達の中でおそらく最もメジャーな存在であろうNBAの選手達の行動。
これに私は密かにかすかにではありますが、期待しています。
もちろん、彼らがボイコットしなかったからといってその選手に対して失望も非難もしませんけどね。
人にはそれぞれ信条、事情がありますから。
でもね、彼らが1人でも動けばそれは名もなき人々が中国政府にプレッシャーをかけてこの事態をなんとかしようと世界中で現在行われているデモの何万、何十万人分に相当するインパクトとプレッシャーを中国政府に与える事が出来るだろうとも思うのです。対海外だけではなくNBAファンの皆さんならご存知の通りの中国でのNBA人気、選手達の知名度を考えればその意義は一層増します。
そしてそれはチベットの人々へ照準を定めた引き金を引く指をためらわせる力になりうると思うのです。
そしてそれは連行されるウィグル人を1人でも減らせる力となりうると思うのです。
そしてそれは無力感に苛まれながらもいてもたってもいられずに抗議行動を起こしている世界中の人々に勇気と力を与えると思うのです。
行動しなかったからといってその選手を責める事はないですし、評価を変える事はないですけどね。
でもやっぱりそう思うのです。ひそかに淡い期待を抱いてしまうのです。
ルーツを大切にするアフリカン・アメリカンにとって中国政府がそのルーツであるアフリカで行っている非道というものはそれだけで激しい怒りとなってもおかしくはないものですし、アフリカン・アメリカンの選手達にとってボイコットの理由となっても不思議はないものだとも思いますしね。
私も出来る事を見つけて考え、行動して行きます。
冷静に現実を見れば、無力感や敗北感に塗れる結果になる事は濃厚であろうとも思います。
本当に本当に悲しく寂しい事ですが。
それでもね、何もしない。ということはちょっと考えられないのです。
と、冒頭でも書いた通りその行動とこのブログは分けなきゃいかんだろうとも思ってます。
マルーフのアーテストに関する注目発言や怪我人続出の状況などなど書きたい事はいっぱいありますしね。
次回からは通常営業で!
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