ハイ。で、続き。
長野当日の雰囲気・・というか、実情は紹介した日記の通りだと思いますよ。
私も中国人留学生の暴力や、警察の酷い対応を目にしましたから。
TVじゃあ、右翼が暴れて中国の国旗だらけであとは欽ちゃんの顔が引きつってた程度の報道でしたけどね。
ただ・・なんだろ?正直言って彼の日記を読んで「俺とは感じ方が違うなあ・・」とも思ったんですよね。
同じ現場にいたはずなのに。
いや、これは日記の彼を攻撃するとか何とかじゃなくてですね、彼の日記を取っ掛かりにちょっと色々自分の身に照らし合わせて考えたんですよ。
で、思ったことが幾つか。
まずは「もともとの警察に対する信頼度が違う。」 これ大事かも!(苦笑)
ぶっちゃけ、警察と対立したり険悪になった事はあっても感謝したりお世話になった事はないですから。
いや、なんか運動してたり組織に属してたりって事は一切ないですよ。あくまで個人レベルの話です。
だから警察の一般的には問題のある対応を見ても「まあ、そんなもんだろ。」ぐらいにしか私は感じなかったんですよね。
それに、この長野での警護対象はあくまで「聖火」であり「聖火リレー」であったと思いますから。
警護対象がそうである限りあくまで「邪魔」なのは抗議行動をしてる我々の側だったと思いますしねぇ・・。
そして、チベット側を無理矢理押さえつけ中国人留学生の暴力、脱法行為に目を瞑ってでも聖火リレーを滞りなく実施する事を最優先させることを決定し、現場の警官にそういう命令を下したのは政府。
現場の警察官は忠実に職務を果たしただけだったんじゃないかと。
実際、長野でも辛そうにしてる警察官も何人も見ましたし、合法的なデモの時はしっかりと仕事してくれたわけですしね。
まあ、その後の奈良を初めとした関西での警察の横暴ぶりはまた話が違ってくるだろうとは思うのですが。
そして中国人留学生。
これはねぇ・・・確かに酷いもんでしたよ。それは長野に行った人間の共通見解だと思います。
ただ、これは私の個人的な感想というか感情ですが、見てるうちに哀れになってきちゃいましたよ彼らが。
まず行動、感情表現が非常に幼稚。これには衝撃を覚えましたね。
一人っ子政策?愛国教育?それとも私の思い込み?なにがそう思わせるのかは解りませんが。
そして少数のグループや女性、お年寄りのチベットサポーターには嵩にかかって攻撃し、自分達より大規模だったりガラが良くない人間には消極的になるのを見て「この子達はどんな道徳教育を受けてきたんだ???」と、頭の中が???だらけになっちゃいましたよ。
そしていわゆる「愛国無罪」(愛国心の上の行動なら少々の事は許される・・・みたいな解釈でよろしいか?)な行動の時しか自由やストレスの発散を味わう事が出来ない虚しさ。これは、中国本土のカルフールのデモの時にも感じましたね。
彼らが意識してるのか無意識かは解りませんが、我々から見ると国家権力に自由を奪われギュウギュウに抑えつけられて、なおかつそれを発散するのも国家の敷いたレールの上でしか許されない。
これはねぇ・・やっぱり悲しい事ですよ。可哀相ですよ。でもってもちろんメチャクチャ恐ろしい事だな。とも感じましたけどね。
日本に生まれてよかったぁ~!!俺、ラッキー!!って心底思いましたもん(苦笑)
長野のあの赤い光景に嫌悪感を覚えた人も多いだろうと思います。
そしてネットその他で内情を知れば余計に。
でも、やっぱりね・・このことで単純に嫌中国「人」となってしまって欲しくないとも私は思うのです。
私は「善き」中国人の方を何人も知ってます。
娘が上級生の男の子に絡まれそうになった時体を張って助けてくれたのは中国人の同級生の王くんでした。
通学路で会った時に「おう、王君!あおい(娘の名前ね)を助けてくれたって?ありがとなっ!王君カッチョいいぜ!」って言ったら「ニカッ!」っと最高の笑顔を返してくれましたよ。
もちろん、その王君のご両親も素晴らしい方です。
憎むべきは中国共産党。そして現日本政府、大手メディア。その精神で行きたいもんです。
ってぐへぇ~・・・まだまだ続きそう。今日はここまで!
こんにちは。今年も本命チームのいない無責任プレイオフを楽しんでいるINDファンです。(いいかげんちょっと寂しい#)
私のような門外漢が何か言うのはおこがましいと思いつつ、つい一言だけ書きたくなって出てまいりました。
このところのバスケ以外のお話も興味深く読ませていただいています。
読ませていただいて、そして、安心もさせていただきました。
>このことで単純に嫌中国「人」となってしまって欲しくないとも私は思うのです。
この一言に。
チベットその他の問題に対する中国の態度には個人としても心底憤りを覚えますし、我々には理解できないような個々の中国人たちの言動にも、感情的に多々ムカつくことはあるのですが、そういうときにいつも思うのですよ。
自分がもし中国に生まれてこの人たちと同じように育っていたとしても、自分は絶対こんな言動はしなかったはずだと言えるだろうか?って。いや、それどころか、まず間違いなく自分だって同じだっただろうと思うんです。
私もよく、かわいそうにこの人たちって思う。人間の良心なんてしょせんは(個々の生きる社会の通念に照らしあわせただけの)相対的なものなのかな、とも。
ある意味、いちばん恐ろしいのは「知らない」こと、というか、「無知」であること、なのかもしれませんね。
お忙しいことと思いますが、お体大切に。
投稿情報: Yumie-na | 2008年5 月15日 (木) 21:36
Yumie-naさん
どうもです!いらっしゃいませ!
POはねぇ・・結果だけチェックしてる状態です。
キングスは2010のお楽しみってことでもともと現在の結果に興味が薄かった上にここのところのアレコレでしたからねぇ。
ダライ・ラマ猊下の言葉で
「人権と民主主義を弾圧する一部の人々が敵であって、中国人民が敵でないことを忘れないように。」
ってのがあるんですが、ホントまさしくこの通りだと思いますよ。
あとはもうほぼ100%Yumie-naさんに同意ッス(笑)。いやマジで。
これはこれから書いていく予定ではあるんですが、留学生の方々は悲しいぐらい無知でしたよ。チベットのことについても圧倒的に。
無知というか、「知りたがらない」って感じ?
国家のやってる事について疑問を持たせない教育、その他の事についても都合の悪い事には知識欲を持たせない教育・・そんなものが徹底してるんだろうなあ・・と。ものすっごく恐ろしいですけどねぇ考えてみると。
だからこそ今の日本の大手メディア(特にTV)の姿勢というものには憤りを通り越して軽く殺意を覚えるくらい腹が立つんですけど、そこら辺の罵詈雑言はまた改めて(苦笑)
投稿情報: mugi | 2008年5 月18日 (日) 09:20