
↑先日行われたマセルマン誕生パーティーに現れたマーティン。
他にはビビー、ガルシア、プライスあたりが出席したみたいッスね。
まずこの項を書く前に前置きというか念押しというかなんかそんなものを。
私がマーティンの成長にどれだけ期待し、その過程を見守る幸運に恵まれたことをどれだけ喜んでいるかは以前からここを読んで下さっている皆さんにはわかって頂けると思います。
マーティン嫌いなキングスファンっているのかな?ちょっと想像つかないッス。もうファンにとっては、ヨチヨチ歩きから見守ってきた子供みたいな存在ですものねぇ。それがもうこんなに立派になって・・うぅ(超馬鹿)
そしてもちろん私もマーティンという選手をその素晴らしい人間性も含めて深く愛しています。
で、続き。
今季で契約が切れる選手はコーリス、ポタペンコ、ハートの3選手。
3人のサラリーを合計するとおよそ1150万ドルほど。
もし今シーズン中のトレードがなくてもこれだけのサラリーがシーズン終了後に空くわけですな。
サラリー総額は現在の約6300万ドル(タックスラインギッリギリ)から5400万ドルまで下がります。
そしてハートはともかくとして2人で約1000万ドルのサラリーを持ってるコーリスとポタペンコは、これからサラリーを削減したいチームにとってその価値は決して低いものではありません。
ってことで前々項でも書いたようにビッグマンとのトレードを進めるべきでは?って話になるわけです。
今のキングスの最大の泣きどころがフロントコートにあるのは間違いないわけですから。
しかし、このトレードが現実的に起こる可能性はヒッジョーに低いだろうと私は考えています。
理由は前項で書いたビビーはともかくとしてマーティン、アーテストを残留させるためのサラリーの空きを確保しておく必要がある為。
今ここでコーリス、ポタペンコを使って契約の長いビッグマンを獲得してサラリーを埋めてしまうと凄く苦しくなるんですよね。

マーティンとの契約更新を先延ばしにして来々オフにするにしても、今までが安すぎたアーテストはMAXかそれに準ずるところまで行くでしょうし、マーティンも今のレベルとまでは言わなくても高レベルの数字を続けていくようなことがあれば目ん玉飛び出るような事になるのは確実でしょう(苦笑)
そうすっと、上の表を見ていただければお判り頂けると思いますが、マーティンとアーテストをどちらとも残留させようと思うとコーリスとポタペンコのサラリー分の空きじゃ足らない事態になってくるのは確実なんですよ実は。
むぅ・・・どうする?ケニー?彼のトレードが難しいのはもうわかりきっている事な訳で・・。
そうなってくると消去法的に考えてサラリーを削減する為にはビビーかブラミの放出しかなくなってくるんですよねぇ・・。
このことを考えるとき私はいつもアンビバレンツな気持ちに悩まされます。
どういうことかというと・・・・ん~・・・コレ書いちゃっていいのかどうかすっごく悩むんですけど・・・イイや、書いちゃえ!不愉快になる人がいたらごめんなさいね!
そこまでしてマーティンを残留させるべきなのか?本当にそれでいいのか?私には正直わからんのですよ。
これがね、マーティンがキングスにとってリングを狙う上での最後のワンピース的な選手であれば話は違うんです。
「マルーフ!絶ッッ対ケチんなよ!!!死んでも引き止めろォオ!!」って、絶叫してますよ。
ビビーがあのLALとのシリーズ後、やや過大評価気味の契約をしたときのように。あとの事は知ったことかあ!とりあえず上目指せえ!みたいなね(笑)
しかしキングスは現在、「インサイドの核となるビッグマン」というメチャメチャでっかいパズルのピースが見つかっていない状態です。
その状態で果たしてマーティンとの契約でサラリーを埋めて本当にいいのか?
「じゃあアーテストは?」って話にもなるでしょうけども、マーティンとどちらを優先させるか?と言われれば私個人の考えとしてはアーテストを取るべきだろうと思います。現時点ではね。
というかね、私は「スコアラータイプのSGに高額サラリーを払うのは勘弁。例えそれがウェイドだろうとコービーだろうとT-MACだろうと。」と言う非常に偏った考え方の人間ですから。
やっぱり資金はビッグマンとPGに注ぎ込むべきだと。資金に限りのあるチームは余計に。
まあ、サラリーに余裕がありゃあエリートクラスのビッグマンが手に入るのか?つーと、それはまた違うのかな?とも思うわけなんですけどね。
そこには僥倖に恵まれるってヤツもないと難しいのが現実でしょうけれど。
でも、ビビー、マーティン、アーテストに高額のサラリーを払うようになるとチーム作りがものすっごく大変になる事は火を見るより明らかなわけで。
これに似た状況にあるのが現在のNJじゃないかと私は思ってます。
キッド、カーター、ジェファーソンですね。彼ら3人でサラリーの大半が占められる構成になってます。
確かにある程度は勝てるでしょうけども。華やかではあるでしょうけども。(NJファンの方がいたらスイマセン!!)
いや~・・痛いファンだなって思いますね我ながら。
なにが痛いってマーティンが今の活躍を続けるって前提で話を進めちゃってるところが痛さ爆発だなと(苦笑)
まずは彼が無事シーズンを乗り切れるかどうか?ってところを心配するほうが先だろうに。
そこに関しては全く疑ってないのが・・・もうね、アホかと(笑)ポジティヴなんだかネガティヴなんだか自分でもよくわかんないッスよ。
まあ、これからいくらでも状況は変わってくでしょうし、もしかしたら安価で超大当たりのビッグマンが何らかのルートで手に入ることが出来て、マーティンが本当にリングへのラストワンピースになることがあるかもしんないし!(笑)
あまり先の事を気に病んでも仕方ないですからね、今はキングスファンにとっての「ゴールデン チャイルド」であるマーティンの成長を一喜一憂して見守って行きたいとは思ってますよはい。
・・・・・って、ここまでが開幕5試合目あたりで私が言いたかった事です。はぁ~スッキリした!(笑)
ところがマーティン、この後も現在まで成長し続けてますよ。
そして今日の@SEA。
今まではあくまでアーテスト、ビビーに次いでのオプションという言葉は悪いですが気楽な立場で結果を出してきた彼が、アーテストの欠場、万全でないビビーのコンディションもあって1stオプションをはじめて務めた試合になりました。
結果は・・・皆さんご存知の通りキャリアハイの35P。しかも12/19で高確率は変わらぬまま。
ついでにあのキングスの天敵レイ・アレンを押さえ込むディフェンスまで見せて。
彼にとっては最高に自信となる試合だったことでしょう。いや、自信が確信に変わった試合かも。
ちゅうかね、マジでどこまで行くんでしょうか?ちょっと怖くなってきちゃいましたよ。
なんか変なもんに魂売ってたりしてねえだろうな!(苦笑)
いやもう本当に素晴らしいですよ。脱帽です。
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