まずはボビーのトレードの話を。
キングスがボンジを狙ってるって報道は以前からチラチラとは流れてたんですが、正直私は半信半疑でした。
モブリーがああなってしまった状態ではボビーはキングスにとって貴重なトレードの駒(嫌な言い方ですが・・ごめんよボビー。)だったはずですから、SGよりもC/PFの補強に使うのではないか?と考えてたからです。
と、思ったら実際本命はスイフトだったようッスね。そちらが成立せずにボンジになったとか。
ん~・・・・正直スイフトが成立しなくて良かったなあ・・・と思いますね。負け惜しみに聞こえちゃうか?(苦笑)もちろんスイフトのバケモノじみた身体能力というものはキングスにとって涎モノなのですが。
でもねぇ・・彼がここまでその恵まれた能力を生かしきれてなかったのはインテリジェンスの欠如から。そう考えるとキングスとの相性はかなり良くないと思うのです。
逆にオフェンスのシステムがかなりシンプルなHOUだと合いそうな感じもしますけどねー。
そのぶんヤオの能力を生かしきれないでいる印象は受けますが。・・・って他所の話はどうでもいいや。
以前にも書きましたがキングスのこれからを考えるときに、キングスのビッグマンに求められる能力(シュート力、バスケIQ、パスセンスなどなど)とアスレチックな能力、ディフェンス力の兼ね合いって言うのは本当に難問だと感じます。そして健康だったウェバーがどれほどキングスにとって貴重な存在だったかも。
で、話を戻してボンジ。良いチョイスだと思います。
ビビー、ブラミ、ペジャを核でチームを作っていくとなると、絶対的に足りなくなるのがディフェンス、タフさ。
ボンジはこれを兼ね備えてる選手です。その上オフェンス能力も高いですからね。
できればビッグマンでこれを補えれば最高なんですが(しつこい!)、良質なビッグマンが不足してるリーグの現状を考えるとそれは贅沢。って気もします。
逆に不安視されるのがメンタル、素行面のリスク。
これもねぇ・・・こればかっりは始まってみないとなんとも言えないところではあります。
ただ、今までキングスはいわゆる問題児的な選手まる~くさせてきた実績はありますから。田舎だし!
それがアデルマンのマネージメント能力によるものだったのか?
それともディバッツをはじめとしたベテラン選手達の力が大きかったのか?
来シーズンのボンジの行状である程度明らかになるかもしれないッスね。不謹慎かもしれませんが、少し楽しみです(苦笑)
そしてもうひとつの魅力は来シーズンで契約が切れるということ。
「MEMが美味しすぎやしないか?」という意見もこのトレードについてはありますが、いくらHCとの確執という問題があったにせよ、これだけ能力が高くてしかも来シーズンで契約が切れて大きくサラリーの空く選手を手放すわけですから旨みが無かったら出さないでしょうからね。
モブリーのとき同様、キングスがボンジと契約を延長する可能性は極めて低いでしょう。
ってことで大事なのは来シーズンのマーティンとガルシアのプレー。
彼らのめどが立つかどうか?これはキングスの将来にとってヒッジョーに大きな影響があると思われます。
これまでキングスにとってアドバンテージだったのは控えコンボGのボビー、シューターのペジャという戦略上重要なポジションながらもできるだけ安価に済ませたいところに超高性能かつ超お値打ちな選手がいたこと。他に資金を注ぎ込めるわけですからね、これはデカかったっス。
例えばDETとSAで考えてみると、DETにはビッグベン、ビラップスと2人の超お値打ちプレーヤーがいます。SAはご存知の通りパーカーとジノビリの2人がルーキーのサラリーでいたことがここまでチームを強化する上で大きかった事でしょう。
まあ、これからジノビリ、パーカーともにサラリーが跳ね上がってきますからそうそう今まで通りって訳にはいかんでしょうけどね(ニヤリ)・・・・ってニヒルに笑いたいとこですが、ダンカンって数少ないMAXを「安い!!」って感じさせる選手ですからねぇ・・・・んあ~。
彼らまではいかずとも、マーティンとガルシアのうちどちらかは・・あわよくば2人とも「お値打ち」な選手になってもらわないと。
ボビーはチームを去りました。ペジャも来オフには適正価格、もしかすると価値以上のサラリーを貰う選手になります。
そんな意味でもマーティンとガルシアにかかる期待は大きいっス。
ってことでサマーリーグのハイライトを。マーティンとガルシアのプレーをチラっとみる事ができます。
どう?これちょっと良くないッスかああ??
いや、もちろん舞台ははサマーリーグ。しかもハイライトですから鵜呑みにはできないです。
過剰な期待をするのも酷だとは思います。でも・・・やっぱりファンですからね。期待するなっつーのが無理ってもんです(苦笑)
そしてキングスとしてはこの2人と競争させる選択もあったエバンス。
正直引き止める可能性は極めて低くくなったと言わざるを得んしょうねぇ・・・。
そして彼の行き先として有力視されてるのがSA。チッ、アイカワラズスキノナイウゴキヲシヤガル。
ただ、ソンガイラの引止めには全力で当たるようではあります。
ソンガイラとしても基本線はキングス残留で考えてくれてるようです。
もちろん、まだ予断は許さない状況ではありますが、見通しは明るいかな?と。
こうなってくると気になるのはミドル枠を使うか否か?
Beeの報道が正しければ、マルーフはここ2年使わなかったミドル枠の使用許可をペトリーに与えてるようです。
一体誰を獲りに行くのか?
ここらへんはいわゆる「アラン・ヒューストンルール」を使ってどのような選手が市場に出てくるかを待ってるのかもしれないっすねぇ・・。どうなんだろ?もしそうなら狙いはビッグマンである可能性が高いでしょうね。
最近のコメント